競馬の結果に大きな影響を与える調教師に注目

競馬初心者の方の場合、競馬新聞を見て、まずチェックをするのが予想の印です。その後、近走の成績や騎乗をする騎手の情報などをチェックしていくのが一般的と言えるでしょう。余程の熟練の方でない限り、調教師にまで注目をしないのが実情と言えます。

実際、テレビや新聞などでも競走馬自身や騎手を取り上げる機会は多いですが、調教師がメインでフューチャーされる事はあまりありません。

しかしながら、競馬界においては調教師の存在は非常に重要と言え、予想をする上でもしっかりと押さえておきたいポイントの1つであると言えます。他のスポーツで例えるならば、調教師はサッカーや野球の監督に近い存在と言えます。

日頃、どの様な調教を積み、どのレースを目標にするのか、どの騎手を起用するのかをオーナーと共に考え、1頭1頭を強くしていくのが調教師の役目です。調教師によって個性は分かれており、調教を強めに行う調教師もいれば、調教はあまり強めに行わずレース間隔を短く使っていく調教師もいます。

結果的に大きなレースに勝つようになるとオーナー側もその調教師に自身の馬を預けたいと言う要望が次々に上がって来るようになりますし、反対に成果が全く上がら無い調教師のもとには馬を預けたいと言う要望が上がってこなくなると言うシビアな世界です。

これまであまり調教師に注目していなかった方も、馬に最も近い存在と言っても過言では無い調教師の存在に注目をする様にしましょう。